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【奈良市】2021年4月に開業した鹿猿狐ビルヂング

中川政七商店が奈良市元林院町の「ならまちエリア」に建設した鹿猿狐ビルヂング(しかさるきつねビルヂング)。1716年創業の中川政七商店による初の複合商業施設で、ビル名称の由来はテナントとなる中川政七商店の鹿、猿田彦珈琲の猿、㐂つねの狐の3匹から名付けられたもの。規模は地上3階建て、延床面積795.84㎡、2021年4月14日に開業した。

完成イメージ図

鹿猿狐ビルヂング 完成イメージ図 01
鹿猿狐ビルヂング 俯瞰イメージ
鹿猿狐ビルヂング 完成イメージ図 02
鹿猿狐ビルヂング 正面からのイメージ
鹿猿狐ビルヂング 配置図
店舗配置図

引用元:中川政七商店

建物は内藤廣氏が設計。開放的なガラス窓と周囲の街並みを活かした瓦屋根が特徴の建物の中央には新たな路地が創られ、ならまちの風景に溶け込んだ新たな空間が創出。テナントは1~2階に「中川政七商店 奈良本店」、1階にスペシャルティコーヒー店「猿田彦珈琲」、すき焼き店「㐂つね(きつね)」、3階にコワーキングスペース「JIRI(じりん)」が入居する。

建物外観&内観(2021年4月撮影)

鹿猿狐ビルヂング 2021年4月 01
建物北東側から撮影
通りに面した軒庇を細かく分節化している
鹿猿狐ビルヂング 2021年4月 02
和風でありながら新しさも感じさせるファサード
鹿猿狐ビルヂング 2021年4月 03
建物南東側から撮影
瓦葺の屋根が町並みに溶け込んでいる
鹿猿狐ビルヂング 2021年4月 04
建物中央の路地
鹿猿狐ビルヂング 2021年4月 05
中川政七商店のエントランス
カフェの猿田彦珈琲と一体化させている
鹿猿狐ビルヂング 2021年4月 06
建物内部の様子
鹿猿狐ビルヂング 2021年4月 07
中川政七商店の300年の歴史がアーカイブされる時蔵

物件概要

名称 鹿猿狐ビルヂング
計画名:中川政七商店奈良本店新築工事
所在地 奈良県奈良市元林院町22番
用途 店舗
敷地面積 419.06㎡
建築面積
延床面積 795.84㎡
容積率対象面積
高さ
階数 地上3階
構造 鉄骨造
建築主 株式会社中川政七商店
設計者 内藤廣建築設計事務所
施工 平井建設株式会社
着工 2019年(令和元年)11月
竣工 2021年(令和3年)3月
開業 2021年(令和3年)4月14日

地図

場所は三条通から少し南に入った「ならまちエリア」に位置する。北側に興福寺、東側に猿沢池がある。最寄り駅は近鉄奈良線の奈良駅で、東口および西口から徒歩約7分。

公式資料および関連サイトなど

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