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【梅田】グラングリーン大阪 北街区の建設状況 2024年6月

三菱地所・大阪ガス都市開発・オリックス不動産・関電不動産開発・積水ハウス・竹中工務店・阪急電鉄・三菱地所レジデンス・うめきた開発特定目的会社(大林組SPC)の9社が、大阪市北区大深町の旧梅田貨物駅跡地(うめきた2期地区)に建設中のグラングリーン大阪 北街区。オフィス、ホテル、商業施設からなる賃貸棟、交流スペースやギャラリーなどの中核施設、高層マンション(分譲棟)からなる複合施設で、2024年9月6日の先行まちびらきを予定している。

グラングリーン大阪 全体イメージ

コンセプトは「“Osaka MIDORI LIFE”の創造」。これまでの都市づくりのパラダイムを超え、多様性を受け入れて知恵を分かち合い、それぞれの“Quality of Life(QOL)”の向上を感じられる社会の構築に貢献。そのために「みどり」と融合した生命力あふれる都市空間や、イノベーション活動の拠点、様々な人が新しい活動にチャレンジできる仕組みをつくり、活力に満ちた創造的なライフモデル”Osaka MIDORI LIFE“をうめきたから関西、そして国内外へと発信する。

グラングリーン大阪 ロゴ
グラングリーン大阪 ロゴマーク
グラングリーン大阪 全体イメージ
グラングリーン大阪 全体イメージ

引用元:うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」公式サイト

グラングリーン大阪 全体計画

グラングリーン大阪の開発は敷地全体(約91,150㎡)を南街区と北街区に分けて行う。南街区にはMICE施設、オフィス、商業、ホテル(スーパラグジュアリーホテルおよびアップスケールホテル)、都市型スパからなる賃貸棟(パークタワーゲートタワーサウスタワー)とタワーマンション(分譲棟)、北街区には中核機能、オフィス、商業、ライフスタイルホテルからなる賃貸棟(ノースタワー)および分譲棟(グラングリーン大阪THE NORTH RESIDENCE)を建設。中央部に約45,000㎡のうめきた公園を設け、南側にリフレクション広場、北側にうめきたの森を整備する。

グラングリーン大阪 施設配置図
グラングリーン大阪 プロジェクト配置図

グラングリーン大阪への導線は、JR大阪駅ノースゲートビルディング、グランフロント大阪北館、新駅ビル、新梅田シティからのデッキ接続、うめきた広場からの地下接続となる。北館と南館の間は都市計画道路が通り、両サイドにステッププラザと呼ばれる歩行者空間を整備。その上を2階レベルでひらめきの道が通る。

グラングリーン大阪  位置図
グラングリーン大阪 エリア狭域図

引用元:うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」公式サイト

グラングリーン大阪 北館 完成イメージ図

建物の規模はグラングリーン大阪 北館(ノースタワー)が地上26階建て、高さ124.30m、延床面積65,421.20㎡、グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCEが地上46階建て、高さ約172.55m、延床面積約72,593.16㎡、総戸数約484戸となる。

うめきた2期地区開発事業 北街区賃貸棟 完成イメージ図 01
北街区 全体イメージ図
グラングリーン大阪 北街区 完成イメージ図 04
北館 低層部のイメージ

引用元:うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」公式サイト

商業施設 ショップ&レストラン

商業施設部分の名称は「グラングリーン大阪 ショップ&レストラン」に決定。2024年9月6日の先行まちびらき時点では、ホームセンターコーナン初の都市型店舗となる「gardens umekita」、パタゴニアの大型店舗「パタゴニア 大阪・梅田」、歯科や産婦人科などのヘルスケア関連の施設など19店舗がオープンする。

グラングリーン大阪 ショップ&レストラン ロゴマーク
ショップ&レストラン ロゴマーク
グラングリーン大阪 ショップ&レストラン 配置図
ショップ&レストラン 配置図
うめきた2期地区開発事業 北街区賃貸棟 完成イメージ図 02
北館 ショップ&レストランの完成イメージ

JAM BASE

グラングリーン大阪 北館の中核施設となる「JAM BASE」は、学生や起業家、多種多様な企業 、大学・研究機関、行政、経済団体などが交流しながらイノベーションを生み出すことを目指す共創施設。

JAM BASE フロア構成
JAM BASE フロア構成

JAM BASE内にはコワーキングスペースやレンタルオフィス、交流スペースなどが設置される。

JAM BASE 完成イメージ図
JAM BASE 完成イメージ図

うめきた公園に面した4層吹抜け空間には会員制交流スペースの「Syn-SALON」を配置。会議室、屋上庭園、キッチン、シャワーも完備する。

Syn-SALON 完成イメージ図
Syn-SALON 完成イメージ図

引用元:うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」公式サイト

VS. (ヴイエス)

新たな文化装置となる「VS. (ヴイエス)」には約1,400㎡の多様な展示空間(スタジオ)を配置。スタジオAは5階建て相当の天井高15mの大空間となり、没入感のある映像体験やパフォーマンス、大型の作品などを展示することが可能。

ネクストイノベーションミュージアム 完成イメージ図
VS. 完成イメージ図

引用元:うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」公式サイト

キャノピーbyヒルトン大阪梅田

北館(ノースタワー)には日本初となるヒルトン系の「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」が進出。客室数308室にキャノピー・セントラル、カフェ、会議室、トランスファー・ラウンジ、フィットネス等を備える

キャノピーbyヒルトン大阪梅田 ロゴ
キャノピーbyヒルトン大阪梅田 ロゴマーク
キャノピーbyヒルトン大阪梅田 完成イメージ図
キャノピーbyヒルトン大阪梅田 完成イメージ図

引用元:うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」公式サイト

グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE

北街区の分譲棟「グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE (ザ・ノースレジデンス)」は地上46階建て、高さ172.55m、総戸数484戸の超高層マンション。「THE PALACE」をコンセプトに、ネオ・クラシック(新古典主義)を基調にした普遍的な美を持つ空間をプランニングしている。

グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE 完成イメージ図
グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE 完成イメージ図
グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE 夜景イメージ
夜景イメージ

現地の様子(2024年6月)

グラングリーン大阪 北街区 2024年6月 01
北館 ノースタワーを南側から撮影
外観は既に完成している
グラングリーン大阪 北街区 2024年6月 03
壁面緑化が施されたノースタワーの低層部
グランフロント大阪の北館と繋がるデッキが見える
グラングリーン大阪 北街区 2024年6月 02
北街区を東側から撮影
手前の四角い2棟の建物が「VS.」となる
グラングリーン大阪 北街区 2024年6月 04
ノースタワーを東側から撮影
ベージュの外壁の部分に「JAM BASE」が入る
グラングリーン大阪 北街区 2024年6月 05
南西側から北街区全体を撮影
後ろのグランフロント大阪と色合いの統一感が見られる
グラングリーン大阪 北街区 2024年6月 06
THE NORTH RESIDENCEを東側から撮影
20階あたりまで躯体工事が進んでいる
グラングリーン大阪 北街区 2024年6月 07
THE NORTH RESIDENCEを北西側から撮影
グラングリーン大阪 北街区 2024年6月 08
THE NORTH RESIDENCEを北側から撮影

物件概要

グラングリーン大阪 北館

名称 グラングリーン大阪 北館 ノースタワー
計画名:(仮称)うめきた2期地区開発事業 北街区賃貸棟
所在地 大阪市北区大深町1番40、1番41の一部、1番18の一部
(大阪都市計画事業大阪駅北大深西地区土地区画整理事業区域内6街区②-2、①-2)
用途 事務所・ホテル・商業施設等
敷地面積 8,402.88㎡
建築面積 5,350.00㎡
延床面積 65,421.20㎡
容積率対象面積 54,618.72㎡
高さ 124.30m
階数 地上26階・地下3階
構造 S造 (一部RC造・SRC造)
建築主 三菱地所株式会社、大阪ガス都市開発株式会社、オリックス不動産株式会社、関電不動産開発株式会社、積水ハウス株式会社、株式会社竹中工務店、阪急電鉄株式会社、うめきた開発特定目的会社
設計者 株式会社日建設計一級建築士事務所
施工 うめきた2期共同企業体 (株式会社竹中工務店・株式会社大林組)
着工 2021年(令和3年)2月中旬
竣工予定 2024年(令和6年)4月下旬

グラングリーン大阪 北街区賃貸棟(ノースタワー) 建築計画のお知らせ
北街区賃貸棟 建築計画のお知らせ
グラングリーン大阪 北街区賃貸棟(ノースタワー) 立面図
北街区賃貸棟 立面図

グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE

名称 グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE
計画名:(仮称)うめきた2期地区開発事業 北街区分譲棟
所在地 大阪市北区大深町1番41の一部、1番18の一部
(大阪都市計画事業大阪駅北大深西地区土地区画整理事業区域内6街区②-1、①-1)
用途 共同住宅(分譲)
敷地面積 7,318.81㎡
建築面積 3,609.30㎡
延床面積 72,593.16㎡
容積率対象面積 47,561.62㎡
高さ 172.55m
階数 地上46階
構造 RC造
建築主 積水ハウス株式会社、大阪ガス都市開発株式会社、オリックス不動産株式会社、関電不動産開発株式会社、株式会社竹中工務店、阪急電鉄株式会社、三菱地所レジデンス株式会社、うめきた開発特定目的会社
設計者 株式会社竹中工務店 一級建築士事務所
施工 未定
着工 2022年(令和4年)4月初旬
竣工予定 2026年(令和8年)3月下旬

グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE 建築計画のお知らせ
THE NORTH RESIDENCE 建築計画のお知らせ
グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE 立面図
THE NORTH RESIDENCE 立面図

地図

建設場所はJR大阪駅の北西側に位置する旧梅田貨物駅跡地。JR大阪駅を初め7駅13路線が集結する関西最大の巨大ターミナルの至近に位置する。

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公式資料および関連サイトなど

過去の取材記事リスト

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