近鉄不動産、東急不動産、サンケイビル、長谷工コーポレーション、アーク不動産の5社が大阪市住之江区南港北1丁目の咲洲コスモスクエア地区に建設した大阪ベイレジデンス。大阪市が公募した咲洲コスモスクエア地区 複合一体開発用地の先行開発となる物件で、同地区での分譲マンション供給は実に8年ぶりとなった。I街区は2棟構成で、規模は地上15階建て、高さ44.53m、延床面積27,024.51㎡、総戸数330戸、2021年1月に竣工、同年3月に入居を開始した。
完成イメージ図
引用元:【公式】「大阪ベイレジデンス」
I街区として建設された2棟は南側がブライトフルコート、北側がリブリーコートという名称となった。敷地の周囲を庭園や緑地で囲む構成で、「ガーデンアイランド」というコンセプトを打ち出している。
建物外観(2021年4月撮影)
物件概要
名称 | 大阪ベイレジデンス 計画名:(仮称)住之江区南港北プロジェクト(I街区)新築工事 |
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所在地 | 地名地番:大阪市住之江区南港北一丁目41番5の一部、41番6の一部 住居表示:大阪市住之江区南港北一丁目 |
用途 | 分譲共同住宅 |
敷地面積 | 6,860.78㎡ |
建築面積 | 2,864.75㎡ |
延床面積 | 27,024.51㎡ |
容積率対象面積 | 24,670.47㎡ |
高さ | 44.553m |
階数 | 地上15階 |
構造 | 鉄筋コンクリート造 |
建築主 | 近鉄不動産株式会社・東急不動産株式会社・株式会社サンケイビル・株式会社長谷工コーポレーション・アーク不動産株式会社 |
設計者 | 株式会社IAO竹田設計・株式会社長谷工コーポレーション大阪エンジニアリング事業部 |
施工 | 株式会社長谷工コーポレーション |
着工 | 2019年(平成31年)1月下旬 |
竣工 | 2021年(令和3年)1月26日 |
地図
建設地は大阪南港の咲洲コスモスクエア2期地区。元々は大阪市が所有していた土地で、アーク不動産が公募により開発事業者に選ばれた。大阪出入国在留管理局北側には未着手の土地が残っており、将来的に2期開発が行われるものと見られる。最寄り駅は大阪メトロ中央線 コスモスクエア駅で、4番出口より徒歩2分程度の距離。