結婚式場のベルクラシック等を運営する冠婚葬祭大手のベルコが大阪市中央区難波4丁目の新歌舞伎座跡地に建設したホテルロイヤルクラシック大阪。村野藤吾の設計による旧新歌舞伎座の外観を継承しながら隈研吾が高層建築としてリファイン。パブリックスペースに100点を超すアート作品を展示するミュージアムホテルとなる。規模は地上19階建て、高さ84.025m、延床面積26,493.58㎡、総客室数150室。2019年7月に竣工、同年12月1日に開業した。
完成イメージ図
引用元:株式会社ベルコ プレスリリース 2016年4月1日付
デザインは「時を、つなぐ。」をコンセプトに、難波の街で親しまれてきた新歌舞伎座の外観を保存し、文化と伝統を継ぐランドマークを目指す。また村野藤吾による新歌舞伎座の唐破風(からはふ)と、隈研吾によるアルミフィンを組み合わせたダイナミックなデザインのロゴマークを採用した。
フロアマップ
ホテル内には4つのカフェやレストランを設置。さらに最大400人が収容可能な大宴会場を5室、中宴会場を1室、小宴会場5室を各客室フロアに1室ずつ配置。全天候型の2つのチャペルは日本の伝統美を表現した内装tpなる。その他リラクゼーションサロンやコンビニエンスストアも館内に併設される。
建物外観(2021年2月撮影)
物件概要
名称 | ホテルロイヤルクラシック大阪 計画名:(仮称)ベルコ難波ホテル 新築工事 |
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所在地 | 大阪府大阪市中央区難波4-3-3 |
用途 | ホテル(宴会場・レストラン・ラウンジ・客室・駐車場)店舗 |
敷地面積 | 2,292.65㎡ |
建築面積 | 1,893.46㎡ |
延床面積 | 26,493.58㎡ |
容積率対象面積 | 22,348.55㎡ |
高さ | 84.025m |
階数 | 地上19階・地下1階 |
構造 | S・RC・SRC |
建築主 | 株式会社ベルコ |
設計者 | 隈研吾建築都市設計事務所 |
施工 | 鹿島建設株式会社関西支店 |
着工 | 2016年(平成28年)6月1日 |
竣工予定 | 2019年(令和元年)7月15日 |
開業 | 2019年(令和元年)12月1日 |
地図
場所は御堂筋の西側。高島屋やマルイ等がある南海なんば駅ターミナルの目の前に位置する。少し西側の阪神高速道路および大阪市バスターミナルの地下には、なにわ筋線の南海新難波駅(仮称)ができる予定。
公式資料および関連サイトなど
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